新約 とある魔術の禁書目録 4

読了。

……知ってるよ、と。
それでも、そんな風に凝り固まってきたヤツらと、今まで俺は戦ってきたよ、と。


うーん、面倒くさい。
前回は必死に頑張った上条たちの結果を最後にひっくり返し、反・学園都市勢力なんて宣言で終わりました。そして今回、その新勢力が世界大会をひらく……なんて話で始まるんですが、これがまた新キャラの連続でうんざりすることに。
まあ、「行く先々で事件が起こるコナン君方式」 に対して、「事件に関わる動機を持っている人物以外は全くの新キャラ方式」 のほうが自然といえば自然ではあるんですが……新キャラが1巻限りの捨てキャラではなく、既刊の人物と繋がりがあったりすると、途端に複雑すぎて面倒になってしまいます。
おまけに今回、「対立する人物が出会う→戦いに突入→片方が劣勢→「本気出します」→ドンガンバンギンゴンガン!!!→シーン転換」 って描き方を何度もされるので、もう勝手にやってくれよ、というか。なんでしょう、アニメ的な書き方というか……この巻だけでアニメ1クール分くらいの”ヒキ” があるので、一気読みするとお腹いっぱいになるんですね。


さて、丸ごと戦闘回みたいなものでしたが、状況は進展。……わずかに。そろそろついていけなくなるので、せめて見通しだけでもつけさせてほしいところです。