のうりん 3

のうりん 3 (GA文庫)

のうりん 3 (GA文庫)

読了。

「ほらみんな、想像してみて? 職場とアパートを往復するだけの代わり映えしない日常を。しかも職場では腫れ物に触れるような扱いをされ……同僚の主催するコンパに自分だけ呼ばれず……家に帰ったあとは疲れ果ててシャワーも浴びずにカビ臭い布団に倒れ込み……せっかくの休日も起きたら夕方で……残った時間も有意義な使い方なんて絶対せずにだらだらネットとかして潰れてまともな料理なんて作る気すら起きない…………そんな日々を…………」


うん、今回も面白かったです。
もはや鉄板ですらあるパロディとギャグのオンパレードに、真面目な農業の話題をぶっこんでくるというシリーズ第三弾。こういうのって最初はテンションがついていけなくて、いわゆる”つかみ” で笑わせないとせっかくのギャグも持ち腐れになるわけですが……私は開始数ページであったブリーチネタで吹いてしまったので、そこからはもう負けっぱなしでした。


基本的に短編集(+前巻の次回予告からのメインストーリー)なので、まあ気楽に読めますね。