とある魔術の禁書目録 11

読了。曲がりなりにも最新刊だし古本屋にはないでしょ、と新刊で買ったその日に古本屋で11巻だけピンポイントで発見。ああ。

シスター・アンジェレネは、ただ願う。
(助けて……)
歯を食いしばって。
瞳に涙を浮かべて。
(誰か、助けてください。私の、大切な仲間達を。こんな、くだらない、闇の中から……)

あまり前巻と繋がりがないかな。罰ゲームもすっかりスルーだし。


でも、うん、なかなか面白かった。
なんかイタリア旅行当たっちゃいましたよ二人旅ですよ、な所からスタート。大覇星祭もすでに終了してます。魔術とか科学とかの本筋が絡まない、キャラ総出のコメディやるには格好のチャンスだったんだけどなあ。残念。
過去のキャラが再登場パート2。あとは特に変わりなく、まあまあ禁書の面白さってこんなだったよね? っていう。9,10巻よりはそれが感じられました。しかし過去のキャラといっても。オルソラやらアニェーゼやらの初出の巻の話をほとんど覚えてないので、私の中ではほぼ新キャラ扱いなのですが。天草式の建宮は覚えてたんだけどなあ。
そして本当に新キャラの五和が良い感じ。まあこの控えめな設定からして周囲の天草式とセットっぽいので、再び日の目を見ることはなさそうですが。



余談。
天草式の建宮斎字がサムライチャンプルーのムゲンに見えるのは格好からして仕方ないとも言えますが、今回の食事シーンの挿絵でカウボーイビバップのスパイクに見えたのは何だろう。スタッフ繋がりか。